MINI新車購入ガイド

MINI基本講座:ミニクーパーの選び方(全モデルのボディサイズや新車価格を比較)

2023.09.01MINI新車購入ガイド

現行MINI、全グレードのボディサイズや新車価格を表で比較

ミニ3ドア(F56) ミニ5ドア(F55) ミニコンバーチブル(F57) ミニクラブマン(F54) ミニクロスオーバー(F60)
販売開始時期 2014年4月〜 2014年10月〜 2015年10月〜 2015年10月〜 2017年2月~
新車販売価格 267万円~ 284万円~ 381万円~ 335万円~ 350万円~
全長 3,835mm 4,000mm 3,835mm 4,275mm 4,315mm
全幅 1,725mm 1,725mm 1,725mm 1,800mm 1,820mm
全高 1,430mm 1,445mm 1,415mm 1,470mm 1,595mm
乗車定員 4名 5名 4名 5名 5名
ONEグレードの有無

ミニが欲しい、けれどどんなモデルがあるのか分からないという方向けにミニの全モデルの新車販売価格、ボディサイズなどの数値を比較した表をまとめてみました。より詳細なカタログ数値を知りたいという方は下記のMINIの全モデルカタログ一覧ページをご覧ください。

駐車スペースに限りがある…という方のミニの選択肢はミニ3ドア、5ドア。駐車スペースは問題無い、それよりも室内の快適性を求める方はワゴンモデルのミニクラブマン、SUVのミニクロスオーバーが選択肢に挙がるでしょう。

ミニにはONE、クーパー、クーパーS、JCWの4グレードが設定されています。ミニのほとんどのモデルには価格を抑えたエントリーグレードのONEが設定されていますが、趣味性が強いミニコンバーチブルのみONEグレードが設定されていないので、購入時はクーパー以上のグレードからの選択になります。

続いては各モデルの特徴について説明していきましょう。

ミニ3ドア(F56)の特徴

ミニ3ドア(F56)の特徴
ミニ3ドア(F56)は2014年4月に販売がスタートしたモデルです。現行のミニ3ドア(F56)は初代のR50、2代目のR56に続く3世代目のモデルになります。ミニという車の特徴といえば「コンパクトなボディとゴーカートのような走りの面白さ」が挙げられますが、その魅力をもっとも体現しているのがミニ3ドアというモデルになります。2002年にBMWがミニの販売を始めた当初はミニ3ドアのラインナップしかなかったことからも、あらゆるミニの基本モデルがミニ3ドアなのがわかりますね。

購入を検討しているミニがミニクラブマンやミニクロスオーバーだったとしても、ミニの基本であるミニ3ドアは試乗くらいはしてみてください。ベーシックなミニの魅力を知り、その上で他のモデルに乗ってみると、より深くミニの魅力がわかるでしょう。



ミニ5ドア(F55)の特徴

ミニ5ドア(F55)の特徴
ミニ3ドアは非常に魅力的な車ですが、その弱点としてよく言われていたのが「後部座席にドアがない」ことでした。特にファミリー層から後部座席にドアがないことへの不満が上がっており、その声に応えて2014年10月に登場したのがミニ5ドア(F55)です。ミニ5ドアは旧モデルの第1世代、第2世代には設定されていなかったモデルで、ミニ5ドアの登場で、これまでミニに興味はあったものの、購入に至っていなかったユーザー層がミニオーナーとなりました。

実際、ミニの全5モデルのうち、もっとも販売台数が多いのがミニ5ドアだと言われています。ベーシックなミニ3ドアのデザインやエンジンを踏襲し、全長を16.5cm延長したモデルだと考えてください。後に紹介するミニクラブマンやミニクロスオーバーに比べると、後部座席やトランクルームのスペースに限りはありますが、それも全長4000mm以下に抑える努力の結果です。

ミニコンバーチブル(F57)の特徴

ミニコンバーチブル(F57)の特徴
ミニコンバーチブル(F57)はミニ3ドアをベースにしたソフトトップのオープンカーです。18秒で開閉する電動ソフトトップを採用、フロントシートの天井だけを開閉できるスライディングルーフ機能を装備するなど、季節に合わせたスタイルでオープンカーを楽しめます。オープンカーなので荷物の積載はミニ3ドアに劣ると思いきや、ミニ3ドアのトランク容量211Lに対して、ミニコンバーチブル(F57)のトランク容量は215L(オープン時は160L)と必要十分な積載性を保持しています。

ミニクラブマン(F54)の特徴


ミニクラブマン(F54)は2015年10月に発売されたMINIブランドのステーションワゴンです。ミニクラブマンには先代モデルのミニクラブマン(R55)もありますが、フルモデルチェンジで全長295mm、全幅が115mm、全高30mmと大幅に大型化、それに伴って後部座席の左右にもドアが用意されるなど、使い勝手部分で先代モデルから大きく進化しました。その結果、これまでMINIを選んでこなかったユーザーからも選ばれる人気モデルとなっています。

ミニクロスオーバー(F60)の特徴


先代ミニクロスオーバー(R60)が2017年2月にフルモデルチェンジ、登場したのがミニクロスオーバー(F60)です。先代モデルより全長210mm、全幅30mm、全高45mmサイズアップされ、現在のMINIのラインナップの中では最大のボディサイズを誇るものの、全長4315mm、全幅1820mmのボディはSUVとしてはまだまだコンパクトなサイズで、都心を走らせても大きさが気になることはないでしょう。