ミニクーパーの新車、中古車購入時に使える支払い方法
何でもそうですが、買い物は現金払いが一番。ただ、自動車や不動産のように数百万、数千万といった高額商品になれば、ローンやリースという方も多いでしょう。ここでは自動車購入にまつわる各種支払方法について解説します。
ローン
ローンと一口に言っても、自動車メーカーの用意するローン、信販会社のローン、銀行のマイカーローンなどさまざま。ただ、審査の通りやすさやスピードでは自動車メーカーや信販会社のローンに軍配があがります。銀行のマイカーローンは事前に口座を持っていなければいけなかったり、審査に時間がかかったりとハードルが高めなので注意が必要です。
ローン金利は各社バラバラですが、ディーラーなどキャンペーン金利などを設定している場合もありますので、こちらも上手く利用しましょう。金利が1%違うだけでも、支払総額には大きく影響しますからね。例えば200万円を金利2%、5年返済ですと金利が10万3301円。これが3%になれば、金利は15万6212円になります。
残価設定ローン
輸入車をはじめとした高額車両の新車で始まったのが、残価設定ローンです。こちらは普通のローンとは異なり、車両価格の中から、一定額を差し引いて残り部分を毎月の返済対象とするため、月々の負担額が減るというものです。
例えばミニクーパーSで300万円を36回払いで残価ローンにすると、月々の支払額は約42,000円となります(最終回は167万円程度)。通常のローンですと月々約8万6000円ですから、ずいぶん安くなる印象ですね。ただ、金利は残価ローンのほうが高くなる傾向にありますので、このあたりはご注意ください。
ちなみにローンの最終月は3つの選択肢があります。1つ目が車両を査定・売却して精算、2つ目は現金で残額を精算、3つ目が最終回支払額を再度分割支払いし、乗り続けるというもの。こちらは最終月に選択をすれば良いローンがほとんどです。
リース
リースとといえば、個人よりも法人のものというイメージが強いですが、最近では個人対象のものも出てきています。しかも新車だけではなく、中古車を対象としたリースもありますよ。リースのメリットはリース代さえ支払えば自賠責保険や整備費用が不要なことと経費計上できる点でしょう。急な故障で出費がかさむ…といったこともなく、定額で計画的に自動車を利用することができます。
また、ローンよりも安価で車に乗れるため、少し高額な車をチョイスしやすいようですね。ただリースにもデメリットもあります。借り物のためカスタマイズができませんし、期間が来たら返却する必要があります(自分のものになりません)。