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ローバーミニの特別限定車、ポール・スミスが電動自動車に!【MINI Rechargedプロジェクト】

2022.06.08MINIニュース

ローバーミニをEV化するMINI Rechargedプロジェクトでポール・スミスが電動自動車に!


2022年1月にMINIのオフィシャルプレスリリースでローバーミニをEV化するMINI Rechargedプロジェクトが発表されました。ローバーミニの優れたデザインはそのままにエンジンをEV化、最大160kmの航続距離を実現するプロジェクトです。そのMINI Rechargedプロジェクトで、ローバーミニの伝説的な限定車「ポール・スミス」が取り上げられることになりました。


1990年代の車をデザインをそのままに現代の技術で生まれ変わらせるこのプロジェクトは「品質」、「持続可能性」、「機能性」を高いレベルで実現させることをテーマにしています。室内に目を向けるとリサイクルゴムで作られた素朴なフロアマットが装備されていたり、ダッシュボードのほとんどすべてのボタンは新しいデザインで作り変えられたりと、単なる電動自動車化のプロジェクトではありません。

ローバーミニの特別限定車、ポール・スミスとは?


1990年代のローバーミニはいろいろな特別仕様車が販売されていましたが、その中でもっとも人気が高かったのがポール・スミスです。ポール・スミスは1998年に限定1500台で販売され、人気を博しました。ポール・スミスの名前は高名なファッションデザイナーに由来します。

彼はインテリアだけではなく、エンジンヘッドカバー、プラグコード、トランクルームやグローブボックスをシンボルカラーのシトラスグリーンでデザインしており、車体のあちこちからポール・スミスのデザインを見つけることができます。ファッションデザイナーとのコラボレーションモデルでありながら、奇抜なデザインはどこにも見られず、上品さを感じさせるたたずまいなのが今も根強い人気を誇る理由なのでしょう。

ちなみに、ポール・スミスは昨年にも現行のミニ3ドア ミニクーパーSEの特別なデザインを手掛けています。ポール・スミスがデザインした「MINI STRIP」については下記記事をご覧ください。