プライベートチームのミニ3ドア(F56)JCWがニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦!
2022年5月26日~29日にドイツのニュルブルクリンクで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にミニ3ドア(F56)のジョンクーパーワークス(JCW)が10年ぶりに参戦するというニュースが入ってきました。といってもMINIのオフィシャルチームが出走するわけではなく、プライベート・チーム「ブルドッグ・レーシング」がミニ3ドア JCWをカスタマイズしての参戦です。「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」はプロアマを含めた200チーム以上が参加するレースで、夜間照明設備のないサーキットを走行するため非常に過酷なレースとなっています。
ジョンクーパーワークス(JCW)は市販車のミニの中では最高峰のスポーツ性能を持つモデルです。JCWがどのようなモデルなのかは下記記事をご覧ください。
ブルドッグ・レーシングのJCWにはどんなモディファイが施されているの?
ミニ3ドアのJCWは市販モデルのままでも最高出力231ps、最大トルク320Nmものスペックを誇りますが、ブルドッグ・レーシングはさらなるモディファイを施しています。主な変更点を挙げると…
- 専用開発のレーシングケージを装着
- 燃料タンク容量を100リットルに拡大
- エアロダイナミクスの大幅な改良(リアウイングやアンダーボディ、リアディフューザー、フロントスプリッターなど)
- Makrolon製の窓ガラスを使用し軽量化
- レーシングサスペンションや、シャシーとサスペンションの可動部品に強化されたユニボールベアリングを採用
- 空気圧式リフティングユニットを装着
- BMW Mパフォーマンスのオリジナル・ブレーキ・コンポーネントを装着
上記のモディファイを7ヶ月という短い期間で完成させ、今回のニュルブルクリンク24時間耐久レースとなりました。