
2023年にフルモデルチェンジが噂されている第4世代ミニ3ドアの開発車両が公開
2023年に発表、2024年発売が噂されている第4世代ミニ3ドア(G56?U56?)の開発車両が2022年3月にプレスサイトで公開されました。EV(電気自動車)の開発車両を公開と題されたプレスリリースですが、期待が高まる第4世代ミニ3ドアの姿をミニファンに届けたかったのでしょう。
不思議なカモフラージュ柄になっているのは街中で見かけても、写真を撮られても細部がわかりづらいようにするためで、ミニやBMWだけではなく、いろいろなメーカーの新開発車両はこのようなカモフラージュ柄で公道テストが行われています。
フルモデルチェンジ予定の新型ミニ3ドアは電気自動車のみ? ガソリン、ディーゼルエンジンモデルは?
昨年、プレスリリースで「2025年に発売するミニが最後のガソリンエンジン搭載モデルだ」と発表されました。新型ミニ3ドアの発売は2023年末とも2024年春とも噂されていますが、この発売タイミングなら電気自動車モデルだけではなく、ガソリンエンジン搭載モデルも発売されますが、純粋なガソリンエンジンモデルではなく、発進や加速時にモーターでアシストするマイルドハイブリッドになると噂されています。ディーゼルエンジンモデルについては今のところ不明です。
現行ミニ3ドア(F56)と新型ミニ3ドアを写真で比較
上の写真が今回リリースがあった新型ミニ3ドアの開発車両で、下が2021年にマイナーチェンジされた現行ミニ3ドア(F56)の写真です。ミニはフルモデルチェンジの際にも大幅なデザイン変更は行われないですし、新型車両がカモフラージュ柄なので一見するとあまり変わらないように見えるかもしれません。また、今回の開発車両写真はヘッドライトやテールライトのデザインをわざと現行車両に似せた形に偽装しています。現行モデルから何かしらのデザイン変更が行われるのは間違いないでしょう。また、灯火類のデザインだけではフロントグリル下部の形状も変更されているようです。
その他、写真を見てわかる新型ミニ3ドアの現行モデルとの違いを挙げると…
・空力を良くするため、フロントウィンドーが寝かされている
・ヘッドライト位置が現行より前面に配置されている
・バックドア形状が変更
などになります。ヘッドライト位置が現行より前面に配置されているのは、「新型ミニ3ドアは現行ミニ3ドア(F56)よりややコンパクトなサイズになる」という噂の通り、ノーズを短くして全長を抑えているのでしょう。
新型ミニ3ドアのボディサイズが気になる人もいるでしょう。新型ミニ3ドアのボディサイズは現行モデル(全長3,880 mm x 全幅1,725 mm x 全高1,430 mm)より少し小さくなるようです。おそらく全長と全幅が短くなるのでしょう。第2世代ミニ3ドア(R56)の3,700mm×1,685mm×1,430mmのサイズに近づくのではないでしょうか。
フルモデルチェンジ予定の新型ミニ3ドアの走行動画(2023年撮影)
フルモデルチェンジ予定の新型ミニ3ドアはMINIオフィシャル動画でも紹介されています。クラシックミニを含めた4世代のモデルと一緒に走る姿も紹介されているので、これまでのミニの歴史を振り返りながらニューモデルの想像を膨らませましょう!
2024年4月にカリフォルニアで目撃された新型ミニ3ドア(電気自動車)の最新ショット
これまで紹介されてきた次世代モデルのミニ3ドアのデザインが非常によくわかる映像です。全体的なデザインはどこからどう見てもミニ3ドアですが、ヘッドライトやテールライトのデザインなどが非常に現代的になっています。個人的にはもう少しクラシックテイストを残して欲しいとも思いますが、この映像はEVモデルのスパイショットで、ガソリンエンジンモデルの次期ミニ3ドアの過去のスパイショットとはリア周り、特にテールライトのデザインが違います。もしかすると、次期ミニ3ドアはガソリンエンジンモデルとEVではデザインが一部違うのでしょうか…詳しくは正式発表を待ちましょう。