UKLプラットフォームとは?
プラットフォームと聞いてピンとこない人もいると思いますが、プラットフォームは車の骨格部分を指し、シャシーと呼ばれることもあります。ほとんどの自動車メーカーは車のサイズに合わせてプラットフォームを開発、コストダウンを目的に複数のモデルで共通化させています。MINIについてもそれは同じで、現行のミニは5モデルありますが、使用されているプラットフォームは下記の2種類になります。
プラットフォームの種類 | モデル名 |
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UKL1プラットフォーム | ミニ3ドア(F56)、ミニ5ドア(F55)、ミニコンバーチブル(F57) |
UKL2プラットフォーム | ミニクラブマン(F54)、ミニクロスオーバー(F60) |
MINIに採用のUKL1、UKL2プラットフォームはBMWでも採用している
MINIを販売しているBMWは、MINIで採用しているプラットフォームをBMWにも採用しています。BMWのラインナップのうち、MINIと同じFF(前輪駆動)モデルの車はUKLプラットフォームを採用していると考えていいでしょう。UKL1プラットフォームはBMW 1シリーズ、UKL2プラットフォームはBMW X1やX2に採用されています。
フルモデルチェンジが実施されてもプラットフォームが変わらないこともある
自動車がフルモデルチェンジする際にはエンジンやデザイン、ボディサイズが一新されますが、プラットフォームは既存モデルのままという場合もあります。先代のミニ3ドア(R56)から現行のミニ3ドア(F56)にフルモデルチェンジされた際はプラットフォームはR56のL3プラットフォームからF56のUKL1プラットフォームに変更されましたが、次世代のミニでプラットフォームが変更されるのかは不明です。