MINI新車購入ガイド

第4世代の新型ミニ5ドア(F65)を徹底解説、旧型モデルとの比較も紹介!

2024.06.30MINI新車購入ガイド

第4世代ミニ5ドア(F65)、ミニクーパーS、ミニクーパーCの日本国内での販売がスタート

第4世代ミニ5ドア(F65)、ミニクーパーS、ミニクーパーCの日本国内での販売がスタート
2014年10月の登場以来、日本国内では最も販売台数の多い人気モデル「ミニ5ドア」のフルモデルチェンジが発表され、日本国内での販売がスタートしました。兄弟モデルの新型ミニ3ドアでは電気自動車(BEV)とガソリンエンジンのラインナップがありますが、第4世代ミニ5ドアではガソリンエンジン搭載のミニクーパーS、ミニクーパーCの2ラインナップとなっています。

新型ミニ5ドアでも将来は電気自動車が登場する可能性もありますので、ミニの電気自動車について詳しく知りたい方はミニ3ドアの下記リンク先の記事をご覧ください。

新型ミニ3ドア(F66)クーパーC、クーパーSと第3世代ミニ3ドア(F56)のトルク、出力比較

新型ミニクーパーC(F65) 新型ミニクーパーS(F65) 3代目ミニクーパー(F55) 3代目ミニクーパーS(F55)
最高出力 156ps 204ps 136ps 192ps
最大トルク 230Nm 300Nm 220Nm 280Nm

第4世代ミニ5ドア(F65)の開発コードはF65で、第3世代ミニ5ドアはF55。通常、フルモデルチェンジが実施されると頭文字のアルファベットが変更になるのが通常です。第4世代ミニ5ドアの開発コードの頭文字が「F」のままなのは、現行モデルをベースに改良されたエンジンを搭載していることを意味します。BMWは今のところガソリンエンジンから電気自動車にシフトしていく方針を唱えています。そのため、第4世代ミニのガソリンエンジンについては新規開発より、既存エンジンの改良で開発コストを抑えることにしたのでしょう。

改良型エンジンとは言え、第4世代ミニ5ドア(F65)は第3世代ミニ5ドアと比べると、最高出力、最大トルクともに向上しています。詳細な数値は上の表の通りですが、新型ミニクーパーCは先代のミニクーパーと比較すると最高出力が約15%、最大トルクで4%向上しています。新型ミニクーパーSは先代のミニクーパーSと比較すると最高出力が約6%、最大トルクで7%向上しました。新型ミニクーパーSの最高出力が200馬力を超えたのは注目すべきポイントです。

新型ミニ5ドア(F66)と第3世代ミニ5ドア(F55)のサイズ比較

新型ミニ5ドア(F65) 3代目ミニ5ドア(F55)
全長 4035 mm 4000 mm
全幅 1745 mm 1725 mm
全高 1470 mm 1445 mm

続いて、誰もが気になる新型ミニ5ドアのボディサイズについてですが、旧型モデルよりサイズは大きくなりましたが、全長で+35mm、全幅で+20mm、全高で+25mmとわずかな違いしかありません。旧型からの乗り換えを考えている人は安心してください。

新型ミニ5ドア(F65)とミニエースマン(J05)のサイズ比較

新型ミニ5ドア(F65) 新型ミニエースマン(J05)
全長 4035 mm 4080 mm
全幅 1745 mm 1755 mm
全高 1470 mm 1515 mm

続いて同時期に発表された後部座席にドアがある5ドアモデルである「ミニエースマン」ともサイズを比較してみましょう。デザインはミニ5ドアがミニ3ドアベース、ミニエースマンはミニカントリーマンベースとなっていて、見た目が違いデザインで選びたい人は迷うことはないでしょうけれど、サイズで比較するとミニ5ドアの方がやや小さくなっています。と言っても、ミニエースマンの方が全長で+10mm、全幅で+10mm、全高で+55mmと全高以外は気になるほどのサイズ差ではありません。

新型ミニ5ドア(F65)の前後左右からの写真

新型ミニエースマン(J05)の前後左右からの写真

新型ミニ5ドア(F65)と第3世代ミニ5ドア(F55)のデザインの違い

新型ミニ5ドア(F65)と第3世代ミニ5ドア(F55)のデザインの違い
新型ミニ5ドア(F65)は第3世代ミニ5ドアの最後のマイナーチェンジ後のデザインを踏襲し、進化しているように感じますが、当然ながら違いはあります。ここでは新型ミニ5ドア(F65)と第3世代ミニ5ドアのデザインの違いについて見ていきましょう。

新型ミニ5ドア(F65)と第3世代ミニ5ドア(F55)のフロントマスクの違い


上記写真は左が新型ミニ5ドア(F65)、右が第3世代ミニ5ドア(F55)になります。第3世代ミニ5ドアは2021年に最後のマイナーチェンジが行われ、フロントグリルデザインが従来のモノから大きく変更となりました。こうして見比べると新型ミニ5ドア(F65)のフロントマスクのデザインは最終型の第3世代ミニ5ドアを受け継いでいることがよくわかります。

ミニファンに違和感がない新型のフロントマスクデザインですが、よく見ると第3世代まではあったボンネットのエアインテークが無くなっています。第3世代までのエアインテークは実際は機能していない装飾的なデザインでしたが、新型ミニ5ドア(F65)はよりシンプルに進化したのでしょう。

新型ミニ5ドア(F65)と第3世代ミニ5ドア(F55)のリアビューの違い


新型ミニ5ドア(F65)になり、リアビューは第3世代ミニ5ドア(F55)から大きく変わりました。ミニ伝統の縦型テールライトのデザインが第4世代からは現代風のモノに変更され、リアガーニッシュ(トランクを開閉するための手すり部分)が左右のテールライトに繋がる幅広のモノが採用されました。

また、リア側のテールゲート(トランクのドア部分)下のグリルデザインがシンプルになり、ボディ下のセンター2本出しテールパイプ(マフラーのエンド部分)が無くなりました。新型ミニ5ドア(F65)は今のところガソリン車のみのラインナップなので、当然マフラーは取り付けられていますが、マフラーエンド部分は見えない位置に隠されて配置されています。

新型ミニ5ドア(F65)と第3世代ミニ5ドア(F55)のコクピット周りの違い

まずは新型ミニ5ドア(F65)と第3世代ミニ5ドア(F55)のコクピット周りの下記写真をご覧ください。

新型ミニ5ドア(F65)のコクピット周り


第3世代ミニ5ドア(F55)のコクピット周り

新型ミニ5ドア(F65)からコクピット周りのデザインも大きく変わりました。ダッシュボード周辺のスイッチ類が非常にシンプルになり、中央の液晶パネルにスピードメーターが移動し、ハンドル前には補器類が無くなっています。従来のミニは飛行機のコクピットのようにスイッチ類がたくさんあり、その遊び心のあるデザインが人気でした。新型ミニ5ドア(F65)となり、内外装ともにシンプルなデザインを心がけているのがコクピット周辺のデザインを見てもよくわかりますね。

新型ミニ5ドア(F65)のその他、特徴について

新型ミニ5ドア(F65)のその他、特徴についてですが、意外と嬉しいのが全車ドライブレコーダーが標準装備となったこと。当然ながら後部カメラも装備しており、車両購入時に追加でオーダーする必要がないのは有難いですね。さらに、3年間のメンテナンス費用が無償となる「MINIテンダー・ラビング・ケア」販売価格に含まれているのも見逃せないポイントになります。

新型ミニ5ドアの販売価格について

販売価格(税込)
ミニクーパーC 408万円
ミニクーパーS 477万円

最後に、日本国内での新型ミニ5ドアの販売価格を紹介します。参考までに、兄弟車の新型ミニ3ドアはクーパーCが396万円、クーパーSが465万円となっており、新型ミニ5ドアは新型ミニ3ドアの同グレードより12万円プラスとなっています。新型ミニ5ドアの納期についてはディーラーで確認いただきたいのですが、2024年冬以降に順次納車予定と発表されています。