電気自動車(BEV)専用モデル、新型ミニエースマン(J05)の日本国内での販売がスタート
数年前からミニのSUVカテゴリに現行のミニカントリーマン以外に、新しい「ミニエースマン」というモデルが追加されるとアナウンスされてきましたが、2024年6月に日本国内での販売が発表されました。海外での従来からの情報では「ミニエースマンは電気自動車(BEV)専用モデルになる」とされていましたが、日本国内でも電気自動車のみの販売となるようです。
新型ミニエースマン(J05)の過去のコンセプトモデル発表時のデザインや当時の記事を見たい方は下記記事をご覧ください。
ミニエースマン(J05)のデザインの特徴
ミニエースマン(J05)の購入を検討する方は同じSUVカテゴリに属するミニカントリーマンと比較してしまうかもしれません。確かにミニ3ドアとミニカントリーマンで比較すると、どちらかというとミニカントリーマン寄りのデザインですが、フロントやリア、サイドビューを見比べてもどれも違いがあることがわかります。ミニエースマンの方が上品さを感じさせるデザインだと感じられますね。ヘッドライト形状やテールライトの形状もミニエースマン専用のモノとなっているのに注目してください。
ミニエースマン(J05)の前後左右からの写真
ミニカントリーマン(U25)の前後左右からの写真
ミニエースマン(J05)とミニカントリーマン(U25)、ミニ5ドア(F65)のサイズ比較
ミニエースマン(J05) | ミニカントリーマン(U25) | ミニ5ドア(F65) | |
---|---|---|---|
全長 | 4080 mm | 4445 mm | 4035 mm |
全幅 | 1755 mm | 1845 mm | 1745 mm |
全高 | 1515 mm | 1640 mm | 1470 mm |
続いては後部座席にドアがある5名乗車モデルのミニ3モデル、ミニエースマン、ミニカントリーマン、ミニ5ドアのボディサイズを比較してみましょう。デザイン的にはミニエースマンはミニカントリーマンとの比較になりますが、ミニカントリーマンのボディサイズは他の2モデルより圧倒的に大きく、ミニエースマンと似たボディサイズだとミニ5ドアとの比較になるでしょう。ミニエースマンとミニ5ドアのサイズに大きな違いはなく、選ぶポイントとしてはパワートレイン(エンジン)の選択肢やデザインの違いで見ていいでしょう。
新型ミニエースマン(J05)のトルク、出力、バッテリー容量、航続距離比較
新型ミニエースマンE(J05) | 新型ミニエースマンSE(J05) | |
---|---|---|
最高出力 | 135kW(183ps) | 160kW(218ps) |
最大トルク | 290Nm | 330Nm |
バッテリー容量 | 42.5kWh | 54.2kWh |
航続可能距離 | 310km | 406km |
新型ミニエースマンのパワートレインについてですが、ミニ3ドアのBEVモデルの2モデルと最高出力、最大トルク、バッテリー容量については同じ数値となっています。航続可能距離については車重の違いなどから数値が違っています。新型ミニエースマンの購入を考えている方にとっては最高出力や最大トルクの数値は実用にまったく問題ないと思います。ポイントは1充電での航続可能距離が310~410kmとなっている点でしょう。この航続可能距離以上の走行を行うかどうか、自宅や帰省先などで急速充電器が利用可能なのかどうかを調べてみるのをおすすめします。
ミニの電気自動車の歴史や他モデルについて詳しく知りたい方はミニ3ドアの電気自動車についての下記リンクをご覧ください。
新型ミニエースマン(J05)の販売価格について
新型ミニエースマンE | 491万円 |
---|---|
新型ミニエースマンSE | 556万円 |
ミニエースマン(J05)の購入を考えている方は2024年秋頃からショールームでの展示が始まる予定で、納車次期については2024年冬頃以降~となっています。